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2020.10.19

ファビュラスな仕事術

Miki Sekine

Director
Planner

Netflixの『クィア・アイ』、観てますか?

既にシーズン5まで配信されている人気番組なので今更って感じですが、観たことない方のために内容を説明させていただきますと。
自分に自信が持てなかったり、人生を諦めてしまっていたり、ドツボにはまって身動き取れなくなってたりする依頼人の元へ「ファブ5」が訪れるところから番組は始まります。

「ファブ5」はそれぞれの分野でスペシャリストとして活躍する、ファビュラスな5人のゲイから成るチーム。
ハイテンションなトークで盛り上げつつ、依頼人の本質にのっけからグイグイ迫り問題点をあぶり出したら、
見た目も心もステキに変身させる1週間がスタート!

ファッションやヘアスタイルはもちろん、住む家や食事を含めたライフスタイル全般を大改造していくのですが、
『クィア・アイ』が「亭主改造計画」や「劇的ビフォーアフター」と違うのは、依頼人の内面も大変身させるところ。

ダメダメな依頼人でも「ファブ5」は決して否定せず、ありのままを全肯定してあげるんですよね。
「あなたはそのままでも充分ゴージャス。でもあなた自身はそれに気づいてない。
僕の目を通して見るあなたを見せたいから、試してみない?」ってな感じで、
褒めて、盛り上げて、勇気づけて、依頼人を縛ってきた様々なものから解放してあげるんです。

「ファブ5」のポジティブで思いやりのあるアプローチによって
依頼人が自分らしさと自信を取り戻していく過程はリアルで痛々しくもあり、心がブンブン揺さぶられます。

オープニングとは別人のように変身した依頼人の姿を「ファブ5」がVTRで見守るエンディングで終わるのですが、
5人の半端ない共感力と肯定力にヤラれ、こっちまで前向きな気分に持っていかれる、そんな番組です。

ふー、説明が長くなってしまいましたが。この番組、私たちの仕事に通じるものというか、ヒントになることがいっぱいあるんです。

依頼人(クライアント)が抱える問題をクリアにし、本人が気づいていない[商品やブランドの]魅力を見つけ出し、
最適な形でアウトプットする、って流れはほぼ同じだし。
結果、依頼人(クライアント)はもちろん、その周りの人たち(顧客)まで笑顔と幸せの輪が波及していく、
っていうのは我々の仕事でも理想形ですよね。

あの共感力と肯定力、それらを分かりやすく伝える表現力。
そしてこんな時代だからこそ、自分を含め誰にでも笑顔で感じよく、前向きであることの大切さ。
見習いたいと思います、私も。あんなにテンション高いのは無理だけど。


『クィア・アイ』、日本版もオススメです。